仕事の品質に決定的な差をつけてくれるアウトプットイメージ力とは?

図書館で『別冊太陽 三島由紀夫』を借りてきました。

三島由紀夫の自筆原稿や書簡が写真で多数紹介されています。

三島由紀夫という人は、常にアウトプットを考えて創作したり、死ぬまで人生を送っていたことがよく分かります。

私みたいについ思いつきで、非論理的な文章をブログにアップするのではありません。

比較するなんて失礼ですね、何を考えているのでしょう。

三島由紀夫のことばかり書くと有らぬ誤解をされかねないので、本日のメッセージです。

「常にアウトプットを意識して考えたり、行動したりすることは大事だ」と言うことです。

我々のようなコンサルティングビジネスでは非常に重要なことです。

メンバーで議論に議論を重ね、時間をかけて膨大な資料を作成しても、クライアントへのプレゼンテーションでうまく伝わらなければ価値はないのです。

30年近く前、北京でアメリカ人の先輩と仕事をしていた時のことです。

アメリカ人といっても、元々はベトナム人で、後にアメリカ国籍を取得した大変頭脳明晰な女性でした。

彼女からは色々と学びました。

私の電子メールの書き方の問題点を指摘してくれました。

それは、「1ページ目に結論を書け」ということでした。

「マネージャーは忙しいので、電子メールが長いと2ページ目は読まないのよ」と言うのです。

これも、アウトプットをよく考えてアクションをとるということだと思います。