歴史への向き合い方
 ~客観と主観を行き来する~

尖閣諸島 魚釣島 出典:内閣官房ホームページ

日本人にとって歴史が苦手なのは、歴史も「異文化理解の問題」だからでしょう。他者の理解、他国の理解と同じことです。また、死後の世界だって他者であり、宗教観の希薄な今の日本人は死後の世界との対話も苦手です。

歴史は、史実を史実として記録する客観的な捉え方と現代の目(または自国の眼)で過去を解釈する主観的な見方があります(権力維持のために無理やり捏造する国もありますが、、)。実際は客観と主観を積極的に行ったり来たりしながら共同主観の比率を高める努力をし続けないといけないのでしょう。

ポストコロナの世界では以上のようなことが益々重要になって来ます。だとすると、一国の教育というのは根本的な問題として捉えなおすべきだと思います。はたして日本の知的な人たち(政治家・学者・メディア 等)の Vision は如何に?


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