AIの裏にある2つの『隠された真実』
~持続的な明るい未来のための視点~  

はじめに

AI、そしてその膨大な計算を支えるデータセンターといった先端技術は、便利で未来的なものとして語られることが多いでしょう。しかしその裏側にある現実は、あまり知られていません。実際、この記事自体もChatGPTというAIツールの力を借りて書き進めています。つまり私自身も、AIの恩恵を受ける利用者の一人です。だからこそ、その便利さの裏側にある現実をまず知ることが重要だと考えています。

 

隠された真実①:AI産業の裏側にある『搾取』とフェアトレードという視点

私たちが日常的に使っているAIは、『勝手に賢くなっている』わけではありません。実は、発展途上国の低賃金労働者が膨大な量のデータ整備(ラベル付け)を担っているのです。しかも、暴力的・性的な有害コンテンツの判定など精神的に過酷な作業も多く、PTSDを訴える人もいます(情報提供元:TIME誌

AI産業はこの『見えない労働』に支えられています。これはかつてのファストファッション業界で問題になった搾取型サプライチェーンと同じ構造です。

今後はフェアトレードのように『倫理的に開発されたAIか』という視点でツールを選ぶ時代が来るかもしれません(情報提供元:WIRED Japan

 

隠された真実②:データセンター誘致の裏にある生活者への影響

日本各地でデータセンター誘致が進んでいますが、その裏側で何が起きているのでしょうか。データセンターは24時間365日稼働し続け、工場以上の電力と大量の水を消費する存在です。しかし地域にもたらされる経済効果は限定的で、利益は海外IT企業に流れます。

日本は脱原発と再エネ推進を掲げていますが、データセンターが増えれば増えるほど電力需給は逼迫します。再エネや太陽光発電だけで賄うことは不可能で、結局は火力発電頼み。電気料金の値上げやCO2排出増につながります。IEA(国際エネルギー機関)の報告によれば、データセンターの電力消費は2030年までに倍増し、年間約945テラワット時に達する見通しです。これは日本の年間電力消費量に相当する規模です(参考:Scientific American

こうした利便性の裏側で、生活者や地域が負担を強いられる現実があります。特に燃料費高騰で困っている住民にとっては、さらに電気代や水道代が上がることは看過できない問題となるでしょう。

また、このテーマに関連して、私が過去に書いた記事『日本成長の源泉「グリーンとデジタル」は矛盾する』も参考になるかもしれません。今も政府が掲げている『グリーン成長』と『デジタル推進』という2つの方針が、実はエネルギー供給という観点では矛盾しているのではないかと指摘した内容です。

 

では、どう向き合えばよいのか

こうした技術は、今後ますます必要な存在であることは間違いありません。しかしだからこそ、『便利さ』だけで判断するのではなく、その裏側にある現実に目を向けることが大切です。AIを使うこと自体が悪いわけではありません。大切なのは、『そのAIがどのように作られたのか』、『その技術がどんな負荷や犠牲の上に成り立っているのか』を知ったうえで、選び、使い続けること。知ろうとしないことが、私たち自身の選択肢を狭めてしまうのです。だからこそ、現時点で胸を張って問題がないと言える生成AIはまだ存在しない、という事実にも目を向けるべきでしょう。まずは問題に気づくことが大切なのだと思います。気づくこと。それが、行動の第一歩になるはずです。

 

おわりに

私たちは今、便利さの裏側を見ないままAIなど技術の発展を受け入れています。しかし、その裏側にある『隠された真実』に向き合うことは、持続的な明るい未来のための視点を持つ第一歩になるはずです。

私自身、この問題に正解を持っているわけではありません。ただ『知ること』こそが、未来に向けたより良い選択につながると信じています。この記事が、そのきっかけになれば幸いです。

もし気になることや引っかかる点があれば、ChatGPT に問いかけてみてください。意外にも、ChatGPT 自身の『不都合なこと』についても、引用元を示して教えてくれるはずです。