筆者紹介

株式会社インターブリッジグループ マネージャー

大西隆仁

幅広い企業に対して、課題の特定から解決まで長期的な視点で支援しているコンサルタントです。
企業理念再整理やビジョン策定、実現に向けた戦略立案、遂行に向けた変革活動に対し、クライアントに伴走する形で関わっています。

【仕事の特徴/強み】
経営のディスカッションパートナーとしてクライアントの考えを引き出すことにより、経営者の想いを拠り所にすることを大切にしています。また事業・業務、人・組織、IT・システムの視点から複眼的に取り組むことにより、企業の中長期的な競争力に寄与することが強みです。

【サービスを裏打ちする経験】
海外や日本において多くの企業の変革活動に、コンサルタントとして関わってきました。
また私自身コンサルティング会社の経営に関わることで、中小企業の経営を実践してきました。

人生の目標:組織と個人の自律を通して、活き活きと自分らしく働き暮らせる社会の実現
自分で考え行動できることが、幸せの根源であり活力の源であると考えます。そのためには、一人一人が自律(自らの価値観や判断基準を持つ)することが大切です。また個人の自律を後押しする文化や仕組みを企業や社会が持つことで、一人一人が活力を持って自分らしく暮らす社会が実現できると信じています。企業に対するコンサルティング活動や個人との交流会/勉強会も、目指す社会に向けた活動の一環です。

モットー:岡目八目(外から)の立場で、額に汗をかく
人は自分(自社/個人)のこととなると、冷静な認識が難しくなります。一方自分を正しく認識することが、仕事や生きていくうえで大切になると考えます。経営者やビジネスパーソンのパートナーとして、相手の問題を自分事として深く考えたうえで、相手との対話を通して彼らが冷静に自己客観視できることを目指しています。これまでの経験を通して、深く正しく自己(現状)を認識できると、解決すべき課題と原因が自ずと見えてくると考えています。

【趣味】
現在二児の父親で、子育ての難しさと奥深さに日々格闘中です。
留学や出張、駐在などで10年以上海外暮らしが続いていましたが、2016年に日本へ帰国。
中学からテニス一筋でしたが、最近は機会が作れず朝のランニングでの体調管理が中心に、、、。

 

経歴

【大学時代】
日本の大学から派遣されるかたちで、交換留学生として香港中文大学に1年間在学。国際関係や国際ビジネスの授業を、香港の学生や様々な国からの留学生と共に学ぶ。また今後ビジネスをする上で武器になると考え、大学付属の言語センターにて北京語も学ぶ。

香港留学後はアメリカへの憧れが捨てきれず、日本の大学を休学しアメリカへ渡る。カリフォルニア大学アーバイン校のExtensionコースでビジネス基礎を学んだあと、自ら応募した現地物流会社にてインターンを行う。授業やインターンなどを通して、異なる文化や背景を持つ人たちとの交流の面白さと奥深さを再確認し、異人種交流への興味が高まる。またアメリカ滞在中に、新卒で入社することになるコンサルティング会社への就職も決まる。

入社まで(≒卒業まで)の半年間を自分の将来への投資に使いたいと考え、中国の北京に渡り北京語の上達と中国現地のビジネス視察を行う。中国現地にて、身をもって中国ビジネスの躍動感と可能性を感じる。

 

コンサルティング会社時代】
色々な業界を知りたい、早く成長したいという単純な思いから、新卒でコンサルティング会社に入社。新人研修終了後は、新人では異例の北京(中国)でのプロジェクトにアサインされ、同僚も上司もクライアントも中国人と台湾人というなかで、コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせる。

大手企業に対して、基幹システム(会社のヒト・モノ・カネの流れを中心に社内業務を管理するシステム)の導入を通した企業変革や業務改革の推進を担当。日本企業の海外現地法人に対する支援が中心であったため、中国(北京・上海)や東南アジア、ヨーロッパなど世界各地でプロジェクトに関わった。

 

【インターブリッジグループ上海時代】
海外現地法人の企業変革や業務変革に関わっていると、本社と海外現地法人との間で目指す姿や重視することに対する衝突がよく発生する。クライアント(依頼元)が日本本社の場合、最終的には本社側の意向で動かざるを得ないことが多く、現地法人の立場や状況を十分考慮し支援をしたいとの想いからインターブリッジグループ上海に転職。

上海と北京を中心に、日系企業の改革を幅広い領域において支援。企業の営業やマーケティングの戦略策定から戦略を遂行する営業担当者への浸透(育成・評価など含め)、会社全体の理念やビジョンの策定と浸透、経営幹部に対する各種戦略や計画の策定を題材としたアクションラーニングなど、幅広いテーマで企業変革を支援。

また広く日系企業に貢献したいと考え、様々な業界活動に参画し講演等を実施。
(主テーマ:ヘルスケア業界の動向、日本と中国の文化・価値観・制度のギャップと対策 等)

 

【インターブリッジグループ日本】
海外現地法人の改革をより踏み込んで支援するためには、日本本社に対する働きかけを強める必要を感じ、2016年帰国。日本を拠点に、日本企業の改革支援を開始。

社員のことを思い真剣に経営に向き合う中堅・中小企業経営者の皆さんと交流する機会を得て、想いを持つ人を本気で支援したいという想いを再度確認する。

経営者は誰よりも会社と社員のことを真剣に考え、悩み苦しんでいる。一方その想いが社員に伝わらず、上手くコミュニケーションが取れていない企業も数多く見てきた。経営者の想いを社員に伝わるようにしながら、経営者と社員がともに個人と会社の成長に向けて歩める会社になるよう、経営者の想いに寄り添う形で企業変革の支援を目指している。