当ブログサイト(迷子になる地図)を試験的に公開してから、1ヶ月が過ぎました。
知り合いを中心に当サイトを紹介し、多くの感想をいただきました。
寄せられた感想を通して、当サイトに興味を持つ人の特徴について考えてみました。
感想の紹介
『コンセプト』については、ポジティブな反応が多かったです。
- コンセプトが、非常に面白い! 先行きが不透明ななかで重要な判断が求められており、自分で考える力が益々大事になってきていると感じている。
- コンセプトに非常に共感した。複雑で不確実なことへ対処する際に、視座の高低が考えや洞察に差を生むと実感しているので、自分の身近に関わること以外の教養を身に着け、深堀することの重要性が身に沁みている。
一方、『ブログの読み方(迷子になる)』ついては、色々な見方がありました。
- 本の目次ではなくタグページに階層があり、サッと目を通すこともでき、興味のあるトピックは深掘りでき、迷子になる地図にもマッチしている。ブログが複数次元になったことで迷うのかと思いきや、自然と自分の興味のあるテーマに道案内されるところが面白い。
- 構成がよく見えずどこに連れていかれるのかわからない感じがして、不安に感じた。繋がりを読者に考えてもらいたいということかもしれないが、読みづらい印象を持った。
またブログの内容については、以下のようなコメントもいただきました。
- どの記事も印象的ですがsubmissiveという単語は知らず、なるほど私の感じていた息苦しさのようなものはこれなのかと理解しました。
- 顧客が置かれている難しい環境はなぜ起こっているのだろうか?と疑問に思う機会が多い。顧客の愚痴に対して、相手が「なるほど」と納得できるような背景や構造を説明し、相手のアクションが変わるきっかけを提供したいと思っています。ブログの内容は、そのヒントにもなると感じています。
コンセプトに共感する人の特徴
コンセプトについては、こちらのブログで紹介しています。
仕事や私生活において前例のない判断を迫られる機会が増えました。
コンセプトに共感して下さった方の多くは、コロナの影響により色々な判断を迫られた経験をされていました。
- コロナにより予定していた結婚式をどうするか?
- 子供の学校/教育をどうするか?
- 自社のビジネス(会社、店)をどうするか?
正解がない中で、自らの価値観や倫理観に照らして判断するしかない。
実際に悩まれた方は、『答え』ではなく『自分以外の人がどのように考えているか』、ということに興味を持たれていることも感じました。
ブログの読み方(迷子になる)に共感する人の特徴
ブログサイトの名称にも使っている、『迷子になる』という考え方。
迷子になる目的については、こちらのブログで紹介しています。
『迷子になる』という選択をするには、意外と勇気が必要です。
これまで学校でも会社でも効率を求められ、迷子になっていると怒られたり、低い評価を受けたりしてきました。
そのため我々が提案している迷子になるという読み方に対して、違和感を持ったり、受け入れ辛いと感じたりする人が多いのだなと感じました。
一方、正解のないテーマを考える哲学が好きだったり、まだ見ぬ未来を想像することが好きな人にとっては、違和感なく受け入れてもらえているのかなとも感じています。
ブログのメッセージに共感する人の特徴
このブログを書いているコンサルタントたちは、海外での仕事や生活を経験してきています。
そのため、海外から日本を客観的な視座で捉えたうえで感じている、日本社会に対する見方を紹介しているブログも多くなっています。
このような内容は、海外から日本に戻って違和感を持っている人からの共感が高いようです。
また様々な企業の問題に向き合ってきたので、日本(日系)企業に対する問題や特徴を紹介するブログも多くなっています。
このような内容は、自社や自組織に対して問題意識を持っている人に共感されています。
迷子への招待状
皆さんの反応から、当ブログサイトに興味を持ちやすい人の特徴を少し挙げてみます。
- 正解のない問題に向き合い、悩んでいる人
- 環境の変化に直面し、『働くとは?』『生きるとは?』を自分なりに考え始めた人
- 自分以外の人の考えや思考にも興味がある人
- 哲学など正解のないテーマを考えることが好きな人
- 周りに流されず、自分の軸(美意識)を持っている人、持ちたい人
- 海外から日本に戻ってきた人
- 反抗の芽を持ち合わせている人
このような特徴を持つ人が身近に居られましたら、当ブログサイトを紹介いただけると嬉しいです。
このブログサイトで取り上げているテーマについて、身近に対話をする相手がいない人も多いという声も聞きます。
コンセプトに共感して下さる人を増やし、一緒に対話しながらより良い未来にしていく集まりができればいいなと思っています。
皆さんからのブログサイトに対する感想、ご意見も、お待ちしております。