『学問のすすめ』が教えてくれたこと

『学問のすすめ』の最終回は「人望編」です。 「友達をいっぱいつくることが肝要である」と言っています。 いつの時代でも、どの国で仕事をするにも大切なことは、まわりの人たちに理解してもらい支持されることです。 これが「人望」 … 続きを読む

コミュニケーションの3つのレベルを知っていますか?

下の図は、コミュニケーションのレベルが高度になると、信頼や協力関係も上がっていくという説明です。 コミュニケーション レベル1 自分の部門の仕事だけが片付けばそれでいい、自分の与えられた仕事だけが完了すれば、それでいいと … 続きを読む

コンフリクトマネジメント

下の図は、コンサルタント育成のクラスで使用してきたものです。 コンサルタントは、客先での会議をファシリテート(議事進行)する機会があります。 議論を活発にして、色んな意見を出してもらい、次のステップにまとめなければいけま … 続きを読む

世界史を振り返る
 ~精神の近代化~

政府主導の働き方改革の意見交換が活発になっているようです。 大前提として、世界と日本の歴史の流れ、その中で日本の特異性を頭に入れておいたほうがいいと思いました。 世界史の流れはご存知の通り、ルネッサンス・・・・&#x27 … 続きを読む

文化と文明の関係
 ~福沢諭吉~

反ナショナリズムの人たち、それも政治家である場合、自分の国の伝統や文化をほとんど承知せず勉強もしようとしない傲慢さは非常に危険なことです。 福沢諭吉は140年ほど前に著書『文明論之概略』の中で、「国の独立は目的なり。今の … 続きを読む

文明と文化のギャップ
 ~エドウィン・ライシャワー~

夕べの西新宿1丁目の交差点です。 傘の波に思わずシャッターを切りました。 新宿は311前のいつもの新宿でした。 1980年に入ってから『ライシャワーの日本史』は日本語版が出版されました。 30年ほど前のことです。 ライシ … 続きを読む

自然と調和する
 ~雪の兼六園に思う~

西欧と違って、東洋的な文明は自然との調和度が高い。 自然を征服しようなんて傲慢な気持ちはなく、人間との一体化をはかろうとします。 早朝、雪の兼六園を歩いていると謙虚な気持ちになります。 相手を説得しようと自己主張する自分 … 続きを読む